はじめに


住人の田中です。
住んでいく中での細かいルールはいろいろありますが、とにかく一つだけ覚えておいてほしい事は「意見や変えていきたい事がある時は住人同士で話し合って決める」ということです。


世の中にはいろんな人がいます。
いろんな考え方、いろんな感じ方、いろんなやり方の人がいます。
当然、丸静荘にいる人たちもそうです。


いろんな人がいますが、基本的には誰が良くて、誰が悪いということはありません。
もし何か不都合な事が起こったとしても、それは当然のことです。
なぜなら今まで私達は一緒に生活してきたわけではないからです。


私たちは「これから」一緒に生活するのです。
なのでもし「これはやめてほしい」「これは辛い」ということがあれば、感情のままに怒りや、辛い気持ちをぶつけるのではなく、冷静に「どうすればお互い快適に、もしくは無理のないように生活できるか?」ということを話し合わなければなりません。


話し合いは時間も体力も使います。
その上自分の意見が100%通るということもありません。
むしろ自分が折れないといけない時もあるでしょう。
なぜなら自分がいろんなことを考えているように、相手もいろんなことを考えているからです。


自分以外の人間と暮らすというのは大変なことです。
ですがいろんな人がいることで、自分だけでは気づかなかったことに気づけたり、自分が出来なくて困っていたことができたりと、楽しい事もたくさんあります。


なので、大変ではありますが、いろんなことを話し合いながら、生活していきましょう。